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「陸上自衛隊が宮古島に来たら、絶対に婦女暴行事件が起こる。軍隊とはそういうもの」

これ、「軍隊とはそういうもの」だけをとればそこまで破廉恥な発言ではないのですが、現代の自衛隊についての言及でこれは失礼にも限度があるというものです。「表現に不適切な部分があったことは認めるが、自衛隊の方を侮辱したり差別する気持ちがあるわけではない」ということですが、どこをどう好意的に解釈してもこれは通りません。無理ですよ。

福岡出身の宮古島市議・石嶺香織という人がFacebookに投稿したということです。わざわざ九州から宮古島の防衛を弱体化させるために行っているようなので、ご苦労様ですね。まあ、こんなことを言って市議を続けられると思っているような厚顔無恥なので、もし今回助かっても同様の過ちを繰り返し続ける可能性が極めて大だといえます。

冒頭で『「軍隊とはそういうもの」だけをとればそこまで破廉恥な発言ではない』と書きましたが、近世までの軍隊、近現代でもモラルの低い軍隊には婦女暴行はつきものでした。もちろん全員がそうというわけではなかったでしょうが、それが史実です。だから、歴史的な事実として「そういうものだ」と言うのなら別に間違いではありません。

しかし、今回の文脈で「陸自を駐屯させたら島の女性が必ずレイプされる」という意味のことを言って、侮辱じゃないんですというのはひどすぎます。自衛官には人権がないと思ってるんでしょうね。もちろん今までいなかった男性が大勢やってくるとすれば、性犯罪の可能性が上がるであろうというのは数字の上で否定できません。男性が増えますから。

それを言ってしまうなら、男性がいる限り婦女暴行事件というものはなくならないわけで、別に自衛官だからどうのという話ではありません。いや、男性がいなければ女性による性犯罪がその分増えるかもしれず、結局加害者と被害者がいれば犯罪はなくなりません。

私は別に自衛官が聖人君子だと思っているわけではなく、現実に自衛官による犯罪というのも過去に幾例も起こっていますし、不安視する気持ちは分かります。しかし、だからといってそれが表題のような侮辱と偏見に満ちた言葉になるというのはどうにも理解できません。

少なくともこの人は言論で戦う「議員」というものには決定的に向いていませんね。それが判明しただけでもよかったではありませんか。辞職して向いている職に就きましょう。そのほうがみんな幸せになれます。
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埼玉在住の歴史好き、かつカープファンです。歴史のはなしを書こうと思って始めたのにいつのまにかカープのはなしばかりに…。

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