Entries

講釈師は見て来たようなウソをつくのか

言葉の魔術師のひとり、古舘さんが自身のラジオ番組で「話を捏造している」として炎上しているそうです。こういうのが問題になるのもIT革命ありきのことですね。

私はどちらかといえば古舘擁護派なので、好意的に推理すれば「古舘さんは声優ユニットの件を誰かから聞いて頭に入れた」「情報の出どころの人物が話にフレーバーを加えたか、あるいはその人物も伝聞で情報を仕入れていた」「そこで古舘さんが情報を自分の脳内で整合した結果、見て来たようなウソになった」ということもありえます。

もっともそれで「古舘さんは悪くないんだ」という意味ではありません。悪意とまでは言わないまでも、声優ユニットが音楽番組に出ることへの違和感というものを持っていたからこのような言葉になったのでしょうし、もし伝聞であれば素直に信じてしまったのでしょう。イロモノゲテモノはイジってもいいんだということでしょうかね。

まあでも、この人は言い過ぎなことを言って叩かれるのも芸風のひとつですから、こういう余計なことを言わなくなったら存在価値がありません。礼を失して謝罪するときなんかの謝り方も古舘節です。もし今回の炎上が耳に入っていれば、独特の言い回しで不明を恥じるのだろうと思います。

「もう過去の人」「時代に合わない」というような短絡的なことを言う人もいますけど、「過去の人だと思ってたらそこから最盛期が来た」「時代に合わないと思っていたら時代が彼を追っかけてブームが来た」というような例もありますから、目の前の事象だけを見て脊髄反射でモノを言うのはやめた方がいいでしょう。そういうのは古舘さんのほうが得意です。

余談ですが私は最近再放送でけもフレを見ています。売れに売れているだけあって確かに見るべきところがありますね。話がいいのか、コンテを切っている人が上手いのか、声優さんもそんなに上手い人ばかりではないけどキャラの雰囲気に合っているような気がします。次回放送が楽しみです。
スポンサーサイト

今村復興相 不適切発言で辞意

この人は自分が狙われていることを全く理解していないんでしょうかね。あるいは分かっていても「言い間違い」が抑えられない程度の弁舌能力しかないのでしょうか。いずれにしても難局に当たる政府閣僚を担うには荷が重かったということです。

以前の「最終的には自己責任もある」発言にしても、今回の「東北だからまだよかった」発言にしても、『復興担当』の『復興』が何を意味するかを重く受け止めれいれば出ない言葉です。単に産業経済が被災前の規模になれば『復興』というわけではありません。被災した人々の生活を『復興』することもまた彼の仕事でした。

どちらの舌禍も、まあ本意ではないのでしょう。本意だったとしたら人間性を疑います。しかし、このようなまるで「被災者は所詮他人」とも取れるような発言を聞いてしまうと、この人を信頼して復興を任せようという気にはなりませんよね。悪意を持って解釈すれば、この人は九州人だから東北人などどうでもいいのかもしれない、とすら勘ぐれます。

「同規模の災害が首都圏を直撃したらもっとヤバかった」というのはその通りでしょう。段違いです。しかし、それをわざわざ言う必要があったのか、前後の文脈を知りませんので批判はしませんが、そうした比較をされる東日本の被害が軽んじられるような論調になる危険性は予見できるのではないですかね。

大臣をお辞めになっても議員として復興に尽力することは出来るはずですから、今後の巻き返しが聞こえてきたら「本意ではない」旨を信じることにしましょう。サンドウィッチマンがチャリティーイベント等の収益に私財を加えて総額4億円以上の寄付金を被災地に贈ったというニュースも読みました。議員ならただの一個人より出来ることは大きいはずですよ。

入間のイオンで暴走死傷事故

行ったこともある場所での事故なので驚きました。車の自動制御技術も徐々に普及/向上しつつあるので、そろそろこういう事故がなくなるような技術的解決が欲しいですね。今回は衝突後に暴走と書いてあったので、センサーやカメラ式の衝突回避ではどうにもならなかった可能性もあります。

「誤使用による事故」に製造者責任が認められることもある時代になっていますので、自動車産業は「どう間違っても」人が死なないようにお金をかけて欲しいです。内部留保もだいぶ貯まったでしょうし。遅れれば遅れるだけ死傷者が増えます。

追記を表示

一番のがんは山本幸三

閣僚の失言は今一番やっちゃいけないのに、山本幸三という大臣がやらかしたそうです。

要約すると「観光立国のために学芸員が邪魔、あいつらは何も分かっていない一番のがん、一掃しなければならない」というようなことを言ったそうです。

ニュースに掲載されている文脈からすると「文化財を観光に利用しようとしても、頭の固い一部の学芸員が『文化財保護』を盾に何でもかんでも反対してくるから厄介だ」と言いたかったのでしょうけど、口から出てきたのはクズ発言だったわけで、やはり弁舌を武器に仕事をする人には向いていないでしょう。

学芸員に知り合いがいないので詳しいことは分かりませんが、文化財指定されたものをどう守るかは現行の法律で決まっているわけで、反対するのにもそれなりの理由があるでしょう。文化財に指定された結果守られたものもあるでしょうし、指定漏れしたために消滅したものもあるでしょう。

観光資源になればいいというものでもありません。よくたとえに挙げられる「鉄筋コンクリートの疑似犬山城天守風建物」なんて、建てた当時はまだしも、本当に歴史が好きなファンは特に見に行きたいと思わないでしょうし、これを建てるために破壊された城址があることを思えば憎しみすら覚えます。

もし文化財保護法に問題があるのだとすれば法改正すればいいだけの話です。衆議院議員なのだから、むしろそれが本来の仕事でしょう。反対派を一掃して物事を進めようというのは民主主義に反する言論であり、自らの立場を否定するものです。根っこの深いところでバカなんでしょう。

文化財を見て回っていると、私有財産や生活の場が文化財に指定されてしまったがゆえに『被害』を受けたと感じている方々もいると聞きますし、マナーのなっていない(というか社会常識がない)見学者が不法侵入やプライバシーの侵害、ゴミや騒音などの実害を与えているということもあるでしょう。

観光資源化が上手くいけば、そういう『被害』を地域産業に転換してプラスにできるかもしれず、好意的に解釈すれば山本氏の言いたいことは本来そういうことだったのかもしれません。そして、恐らく上のフレーズは本旨とは直接関係がない蛇足部分だったのでしょう。しかし、報道はそういうところだけを切り取って採りあげる、と、最近の流れで理解できなかったのでしょうか。バカですね。

こんなくだらないことで政権にダメージが及ばないことを願います。すぐに自ら発言をフォローしたようですけど、綸言汗のごとしの例もありますから、口から言葉を出す前に何度も考えることですね。マインドを入れ替えるのは学芸員よりも先に山本センセイのほうでした。残念です。

最後に、本当に学芸員が「不当に」全反対してくるというのなら、法改正をしておかなければなりません。仮に今観光立国の筋道を立てたとしても、その壁を崩さなければいずれ頓挫するでしょう。私はそこまで学芸員が悪辣かどうかは分かりませんが、そうであるならそうすべきです。

C6-T10 ジョンソン打たれカープ初戦を落とす

今日の吉本主審はストライクゾーン狭めでしたね。ジョンソン投手だけでなくメッセンジャー投手も「オイオイ」という表情をしていました。狭めの日はジョンソン投手は厳しいのに加えて、守りもミス連発で足を引っ張りました。これで勝とうというのはおこがましいです。

とはいえ、新井選手三振で万事休すかという試合を、1-8から6-8まで追い上げたのはファンに期待感を残しましたね。タイガースにミスが連発したのもチームとしての圧力があったからでしょう。

まずは明日勝って五分に戻しましょう。連敗はダメですからね。岡田投手はジョンソン投手より仕上がっている印象でしたから期待しましょう。野手陣は今日のような無様な守備を披露したらお客さんが帰ります。岡田くんの球数も無駄に増えるので、しっかり守って勝ちましょう。

Appendix

プロフィール

伊勢守(いせのかみ)

Author:伊勢守(いせのかみ)
埼玉在住の歴史好き、かつカープファンです。歴史のはなしを書こうと思って始めたのにいつのまにかカープのはなしばかりに…。

最近の記事

過去の記事(月別)

現在の石高

ブログ内検索