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作者のツイートが原因でアニメ化消滅

私が読んだ記事によると、作者が過去に中国をターゲットにしたいわゆる「ヘイトスピーチ」的なツイートを繰り返しており、それが中国人によって拡散され、大きな問題になったという流れでした。更に作中主人公の設定も「世界大戦で三千人以上を惨殺した軍人」という、作者ツイートに関連付けられそうなものだったことで拍車がかかった模様です。

日本には表現の自由があるので何を言っても何を書いても自由です。言った、書いただけで罪に問われることは原則としてありません。ただし、それによって権利を侵害されたと感じる人がいれば訴訟になり、場合によっては社会的金銭的リスクを負うことになります。

一般人でもリスクはありますから、作家のような人気商売であればなおさらです。読者には「読まない自由」「買わない自由」があります。更には「出版社にクレームを入れる自由」もあります。あまりに忖度しすぎの作品は面白くないでしょうけど、やはり他者の権利を侵害しかねない思想や表現はできるだけ避けたほうが無難です。

出版社の謝罪文を読みましたが、問題が大きくなるまで事実関係を把握していなかった感じがします。「戦争時代に軍人として人を大勢殺した」という設定自体は別に問題ないと思いますし、作中に特定国への誹謗が盛り込まれていなければ編集者が問題視しなかったのは理解できますが、今日の世の中ツイートの監視を怠ったのは失策でした。

契約条項にSNSの制限は無かったんですかね。時代的に必要だと思いますけどね。ツイート一発で莫大な損害を被る可能性があるわけですから。まあ、損害を省みず発信したいという覚悟があれば何を言ってもいいと思いますけど。作家の場合であれば、出版社への補填ができるくらいの富豪ならやってもいいんじゃないですかね。

最高にくだらないのが、作者が一連のツイートを削除撤回して「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言」と謝罪しているということです。後悔するくらいなら公開するなという名言あるいは迷言がありますが、作家という立場を全く弁えない軽挙に気づかず行っていることがかなり残念です。

他者を叩いておいて自分が叩かれる可能性を思わなかったという意味になりますから、賢い行いとは言えません。作者的には自業自得以外の何ものでもありませんが、かわいそうなのはイラストのかぼちゃ氏です。もし今後「あの絵師」として叩かれるようなことがあれば、それこそ大損害です。出版社が救済を考えてくれるといいですけど。

もしかしたら、アニメ化ということがなければ大きな問題にならず何事も無く完結していたのかもしれず、そうであればアニメ化で話題になるのも諸刃の剣です。アニメ化の弾が少なくて過去には考えられなかったような作品でもアニメ化されるかもしれない時代です。次は我が身というような身に覚えのある作家は急いで過去を清算しておくべきでしょうね。
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りゅうおうのおしごと

冬アニメの中では私は結構好きで毎週楽しみに見ていたんですが、「原作からカットしすぎ」という声があまりにも大きかったので、そこまで言われるなら原作を読んでみよう思って先日全巻発注、既刊読了しました。

別にアニメがダメだとは思わんのですが、確かに原作を読んでしまうと、ダイナミックに削ったなという感じは確かに受けました。原作ファンだと劣化感というか、中抜き感のようなものはあるでしょうね。12話にまとめるときに絶対に削れないところだけを残した結果、骨組みにガワを張り付けたハリボテのようになってしまった部分はあると思います。

個人的に小学生時代以来空前の将棋ブームが来ている私にはタイムリーな作品でした。アニメもしばしば泣きながら見ましたし、原作も毎巻毎巻涙なしには読み進められない場面がありました。良い作品だと思います。

アニメが好きな人は人気声優さんも出ていますのでアニメから入っても良いと思いますし、文字を読むのが苦じゃない人は原作を読むのをオススメします。漫画も出ています。将棋に興味を持って実際に指す人が増えるといいですね。私が子供のころに比べて今はソフトも充実していますし、ネット対戦もありますからね。

Wake Up, Girls 新章 の件は避けて通れない

見終わってこんなに残念なアニメは久しぶりでした。

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野球が無かった日に録り溜めアニメを見た件

いい年をしてアニメなんか見てちゃいけないと昭和のころはよく言われましたけどね。同じことをいまだに言う人は頭が昭和なんだろうね。

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けもフレ騒動 進展していた

一連の騒動を受けてドワンゴの川上社長とかカドカワの井上専務という幹部クラスが動いた結果、プロデューサーを交えて(主導で?)今後どうしたらいいかの話し合いに入るというのを読みました。

専務のツイートによると、やはりカドカワ側とヤオヨロズ側の認識・意見には大きな溝があるということが確認されたそうです。はっきりさせないと溝の埋めようがないので、一歩前進ということですかね。側溝だと思ったら海溝だった、なんてこともありますから。

これだけの大物が動いて決裂ということになったらエラい人の顔を潰すことになりヤオヨロズさんも今後の仕事がしづらいでしょうから、恐らく交渉に長けた大人が大勢動いて、顔を立てる形でうまくまとめるんじゃないかなと思います。

今回はネット民の「フレンズ」たちが勝ったような形かもしれません。必ずしも毎回通用する手ではないにしろ、今後はこういう事例も増えていくのでしょう。やりすぎると逆効果なんでしょうけどね。

もしこれでヤオヨロズが制作に復帰し、たつき監督がまた深くかかわるようになった場合、完成した作品がもし中途半端なものになったらフレンズはどうするのかという心配はあります。そういう意味ではヤオヨロズさんサイドが復帰となったとしてもそれは平たんな道ではなく、一歩逸れれば茨が生い茂る道かもしれません。

まあ、まだまだどうなるかは分かりませんので続報を待ちたいと思います。

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伊勢守(いせのかみ)

Author:伊勢守(いせのかみ)
埼玉在住の歴史好き、かつカープファンです。歴史のはなしを書こうと思って始めたのにいつのまにかカープのはなしばかりに…。

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