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ハリルホジッチ氏解任

たしか最初から「厳しく自分の戦術を徹底させるタイプの監督」だと知っていて起用したような気がするんですが、なぜ今になって「コミュニケーション不足」とか言い出したのかよく分かりません。ただ私は直ちにサッカー協会を批判するほど彼らのことをよく知らないので、セルジオさんのように「総辞職すべきだ」とは書けません。

まあ、誰が考えてもワールドカップまであと2カ月になってからの監督解任は遅すぎますよね。親善試合の結果で判断するのならば去年の10月にニュージーランドに辛勝、ハイチにギリギリ引き分けという惨状があったわけで、ブラジル、ベルギーに歯が立たなかった時点で解任しておくべきでした。

ブラジル、ベルギーは強いからしょうがなかった、としたとして、国内組で韓国に大敗した12月で解任することもできたはずです。そこならまだワールドカップまで半年弱あり、新監督の戦術をマリ、ウクライナ相手に試す機会があったわけです。もし変えないより変えたほうがよかったとして、遅きに失するとはこのことです。

西野さんが新監督だそうです。実績はある人ですが「代表監督の準備」をしていたはずもなく、彼が肩書き以上の名将だったとしても2カ月弱で戦術を代表に浸透させなければならないというのはかなりの難事です。結局、選手たちが各々やりやすいサッカーをやって、無様な結果に終わる可能性のほうが高いように思います。

ポーランドもコロンビアも私でも知っているようなワールドクラスのストライカーを擁し、(或いは高くはないかもしれないが)優勝の可能性がある強豪です。一段落ちるような気がするセネガルだって欧州主要リーグの選手を揃え上位進出の有力候補と言われています。どこも「日本には絶対勝たないと」と考えているに違いありません。

全部のチームと全力で正面から戦って全部敗北というのも清々しくていいのかもしれませんが、負けるために行くわけじゃないのだとすればそれでは困ります。日本のほうが弱いのは確実なので、相手の強みを消し弱みをさらけ出させるような執拗で狡猾な戦術が必要でしょう。それをほぼ最終合宿だけでやれという、なかなかの無茶振りです。

もしこれで予選リーグを突破するようなことがあれば「奇跡の名将西野再び」「ハリル解任大正解」ということになります。自国の代表が負けるのを見るのは忍びないので、なんとかそんなかんじの「奇跡」を手繰り寄せてくれたら嬉しいです。セルジオが「もっと早く監督を変えていれば優勝が狙えた」ぐらい書いてくれたら、結果オーライです。

とりあえず変な時期にこんな東の果ての国にやってきて監督をやってくれたハリルホジッチ氏には感謝しておくべきでしょうか。サッカー界では電撃解任はよくあることとはいえ、直前でワールドカップ出場監督の座がナシになったのはお気の毒です。今までお疲れさまでした。
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ハリルホジッチ監督

なんか日本にメッシやロナウドがいないというコメントを出していたそうですが、昨日今日就任したわけでもあるまいし、即刻更迭論が出るのもやむなしのコメントだと私は思いますよ。ジーコ氏が最後に負けてから「日本人はフィジカルが弱い」とか言いだしたのに似ています。完全に舐められています。

ウクライナの監督が祖国の名選手シェフチェンコ(シェウチェンコ)氏なのはなかなか羨ましいです。日本もそろそろ日本人代表監督に任せてみませんかね。手倉森さんなんかはそのために長いことコーチをやってたんじゃないんでしょうか。或いは現役の監督さんでも、長谷川健太さんとか実績のある監督も増えてきていますし、戦術面では二流外国人監督よりいいかもしれませんよ。

今なら日本人監督は代表監督を経験したというだけで箔が付きます。解雇を恐れて目先の一勝を拾いに行く二流外国人監督よりも明確な強化プランを実行できる可能性が高いのでは、と思います。文化の違いや意思の疎通がいつまでも問題になっているようでは外国人監督の弊害ばかりが出てしまっているわけで、「海外コンプレックス」と言われても仕方ありません。

今から監督の首を挿げ替えていたらW杯で勝ち抜くのは覚束ないでしょうけど、まさかの化学反応が起こるかもしれません。このまま臨めば順当に負けるだけじゃないですかね。それこそメッシとロナウドがいたら話は別でしょうけど。

秋田の佐竹知事 複合スタジアム施設案を拒否

地元を本拠とするBB秋田がスタジアム要件を満たさずに昇格が出来ないということで、検討していたところでの話です。

記事内の知事発言を見る限り、集客力への懸念と、建設案への不信があるようです。特に「東京のコンサルタントの計画は信じない」という言葉がなかなか強力で話題になったようですね。

まあ、どんなに良心的なコンサルタントであっても契約内容以外のフォローを無料でやってくれることはありません。ハコモノ建設なんて特に危ないものであり、カネを出すのが自治体である以上自治体の長が簡単に頷かないのは当然のことです。だってコンサルタント様が「いや~、黒字にはならないですね~」という計画書を作るはずないですよね?

複合施設ありきで考えれば専用スタジアム案より当然何倍もの予算規模になるでしょうし、全施設を常に黒字で回すにはかなりの営業努力が必要です。努力の大部分は「頑張るっ!」という気持ちではなくおカネを意味します。地方経済はどこも苦境にあると言われており、余計なカネがかかる事業に慎重になるのは当り前です。

秋田県は広いし人口密集地からのアクセスが良いとは言えません。一応秋田新幹線に乗れば東京から4時間程ですが、新幹線で4時間というのは運賃も嵩みますし気軽に行けるとは言い難い距離です。サッカーの週2節の常連客の集客は主に県内からになると考えるべきです。

現状で1万人規模の動員が可能なのであれば、毎試合満員に近い客入りを続けることが重要です。通常1000人のチームと通常10000人のチームではかけられる予算が違うのも当り前でしょう。

記事を見る限りでは佐竹知事は当り前のことしか言っていないと思います。それでもネットでは発言の意味を理解できずに「スポーツに無理解だ」のような曲解をする人もいるようです。ならばその人の住む自治体が巨額赤字のスポーツ施設を建設しても「スポーツに理解のある良い首長だ」と言うものなんでしょうかね。そうじゃなければ矛盾しています。

なでしこ韓国戦の実況が酷かった件

まあ確かに韓国はスポーツだと結構ライバル的な存在になっていることがあるので競技次第で「ライバル」と言ってもいいと思うんですけど、『永遠のライバル』はないですよね。そもそもあの国がいつまで存在するのかが分からないわけですし、おかしな決めつけです。

まだ「宿命の」とか「アジアの」なら慣用句みたいなものですからそれでいいと思うのですが、こういうことをするから「フジだから韓国寄りなんだ」と言われるんですよね。

折角いい解説者を揃えたのに実況のウデがないと意味が無いという好例にもなってしまいました。プロ実況者とまで言わないものの、局アナでも青島さんくらい出来る人なら試合の展開もドラマチックでしたしもっと盛り上がったと思います。ちなみに私が好きな実況スタイルは倉敷保雄さんの静かなパターンのやつです。

サッカーであれば、実況がうるさくしゃべらなければいけない試合というのはあまり存在しません。カズ渡辺にしても結構キャリアがある人ですしそれくらいは分かっていると思いますけど、会社がやらせてるんでしょうかね。

話は変わりますが、高倉監督という人は打った手が当るタイプのようですね。もちろん緻密な分析に基づいた予定通りの手を打っただけなんでしょうけど、それが当るというのは頼もしい限りです。実績を挙げてトップカテゴリーの監督になったので当たり前と言えばそうですけど、俗にいう勝ち運があるタイプかもしれません。期待しましょう。

そういえばサッカー日本代表ワールドカップ出場を決めていた

ちょっと今カープのことで頭がいっぱいなので書き落していましたが、劣勢が叫ばれる中でよく勝ちましたね。カープ戦が終わった後の後半はテレビで観戦していました。井手口くんのゴールは見事でした。ゴール前へ斜めにドリブルしてからのシュートだったのでちょっとメッシっぽかった気もしましたが、最近はそんなにサッカーも見ていないので気のせいかもしれません。

「最後にアウェーのサウジ戦で勝たないとダメ」となっていたら屈辱の予選敗退もあったかと思いますけど、とりあえず出場おめでとうございます。

本選にはできるだけ若い選手が多く出たほうがその後の海外移籍への布石にもなりますし、強い国は毎回のようにそういう若手が出てきます。豪戦後インタビューで浅野くんが言っていたように、21歳は国際的には「若くない」わけで、下のカテゴリーからの突き上げが欲しいところです。

2026年大会からはアジア枠が8(他プレーオフで+1)とほぼ倍増することで、「出場できるか!?」という感じなのはひとまず次回までという感じになりそうです。遠い将来のことは分かりませんがね。枠が拡大した後は出場よりも出てからの成績のほうが重要になって行きそうですね。もちろん今の大事ではありますけど。

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伊勢守(いせのかみ)

Author:伊勢守(いせのかみ)
埼玉在住の歴史好き、かつカープファンです。歴史のはなしを書こうと思って始めたのにいつのまにかカープのはなしばかりに…。

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